韓国の「軽空母」建造に明確な意図が見えないのは「面子工程だから」=中国

2033年ごろに軽空母の就役を目指している韓国だが、空母建造計画には韓国国内でも賛否両論があったという。中国メディアはこのほど、反対意見もあるなかで韓国が空母を建造する理由について分析する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 2033年ごろに軽空母の就役を目指している韓国だが、空母建造計画には韓国国内でも賛否両論があったという。中国メディアの網易はこのほど、反対意見もあるなかで韓国が空母を建造する理由について分析する記事を掲載した。

 記事はまず、2021年6月に韓国で国際海洋防衛産業展(MADEX)が行われ、軽空母事業の受注を目指す現代重工業と大宇造船海洋がいずれも軽空母の模型を発表したと伝えた。英国企業の協力を得た現代重工業の軽空母は、スキージャンプ台を採用していて、戦闘機とヘリコプターの同時運用が可能だという。甲板上に16機の戦闘機を置けるほか、格納庫に8機を格納でき、無人機の発着スペースも確保しているのが特徴だと伝えた。

 一方、イタリア企業の協力を得た大宇の軽空母は、現代よりも小さめだが甲板上には16機の戦闘機を置くことができ、格納庫に12機格納できるという。甲板は戦闘機の発着艦を重視した設計で、小さいながらも実務重視型だとしている。

 続けて記事は、韓国の軽空母建造計画には「明確な意図や構想がないように見える」と分析した。韓国海軍が空母を保有するうえで何を重視しているのか見えてこないと指摘し、韓国海軍自身もきっとよく分かっていないのだろうとしている。そもそも、韓国は外洋海軍を保有する必要がなく、それゆえ空母保有の必要性もほとんどないと指摘した。
 
 それでも韓国が空母を建造するのはなぜだろうか。記事は「メンツのためだ」と主張した。隣国の中国がすでに空母を保有して、日本もいずも護衛艦を改修する計画なので、「韓国もこの流れについて行かないとメンツが立たないから」というのが主な理由だと分析している。このメンツのためのプロジェクトは中国でも多いと言われており、中国では「面子工程」と呼ばれている。

 最後に記事は、明確な意図や構想がないなかでとりあえず空母を建造するというだけなら、その後空母をどのように運用していくかが韓国にとって頭の痛い問題になるだろうと結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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