長射程ミサイルなんてすぐ開発できる、それが日本の実力=中国メディア

 軍事力を強化し続けている中国だが、日本も安全保障の観点から防衛力を強化しており、そのことに中国は警戒しているようだ。中国メディアの騰訊はこのほど、日本が新たな長射程ミサイルを開発することについて解説する動画を配信した。

 動画では、日本が新たに研究開発する長射程ミサイルは、陸上自衛隊の12式地対艦誘導弾をベースとして研究開発するもので、艦艇や戦闘機から発射できるものと紹介した。報道によると射程2000キロほどになるという。動画では、「日本は2026年以降に配備する計画だ」と伝えている。

 日本は戦後、長射程ミサイルの研究開発が制限されてきたため、この分野では遅れていると言えるが、動画では、日本の実力からすると「予算さえあればすぐにでも開発できる」と分析した。そして、これだけ長い射程のミサイルを開発するということは、もはや「防衛」の範囲を超えて「防備地区外への攻撃ができることを意味する」と主張している。

 そして、今回の長射程ミサイルの研究開発は「始まり」に過ぎず、これをきっかけに日本はさらなる軍備増強を進めるはずであり、「日本の技術力や備蓄を考えると、予算を獲得できればレベルアップは容易なことだ」と強い警戒感を示した。それで「これは中国にとって大きな脅威になるだろう」と主張し、日本はアジアの平和にとって「不安定要素となる」と結んだ。

 とはいえ、中国のミサイル開発は急速に進んでおり、米領グアムを射程に収める中距離弾道ミサイル「東風26」の射程距離は4000キロと言われている。また、米国防省の2020年の報告では、中国は射程500キロから5500キロの地上発射型弾道・巡航ミサイルを1250発以上保有していると分析しており、日本にとっては中国のミサイルの脅威のほうがずっと大きいと言えるだろう。
(編集担当:村山健二)

(イメージ写真提供:123RF)

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