韓国はなぜかくも執拗に日本海の名称変更を求めるのか=中国メディア

 中国のポータルサイト・百度に12日、「韓国はなぜ日本海の名称を執拗に東海に変えようとしているのか」とする記事が掲載された。
 
 記事は、日本海について、古来より関係する国や地域が多かったことから日本海以外にも鯨海、東海、朝鮮海などさまざまな名称が用いられてきたと紹介。それが日露戦争終了後、日本が朝鮮半島の覇権を握るようになると「日本海」の呼び名が広く国際社会に認知されるようになり、1929年には国際水路機関(IHO)が「大洋と海の境界」第1版を発表し、正式に日本海と命名したと伝えた。

 一方で、韓国がこの30年ほどで日本海の名称を東海に改める、あるいは日本海と東海を併記することを要求する運動を進め、そのトーンや影響力は年月を重ねるごとに強くなっているとした。そして、韓国の主張の根拠について、IHOが日本海と命名した1929年には韓国が日本に植民統治されており、正当な意見を言えなかった、「2カ国共有の海域について、名称を併記することができる」という1974年のIHO決議に適合している、東海や朝鮮海の名称は古くより存在し、これを証明する古代の地図が多く存在するといった点を挙げている。

 また、韓国が日本海の名称変更を要求し始めたのは1992年の国連地理名称標準会議であり、今世紀に入ってからは主張の場を5年毎に開催されるIHO総会に移していると紹介。日韓両国間の激しい外交攻防戦がIHO総会でも繰り広げられており、一向に解決の兆しが見えないことから新しい「大洋と海の境界」が発表できない状態が続いているとした。
 
 記事は、韓国の主張は単なる地理名称という表面的な意味合いにとどまらず、植民統治された過去の清算、竹島を巡る争いの主導権掌握という思惑が含まれていると指摘。日本海の名称を巡る争いは、国際関係の変動をあぶり出すとともに、国の海洋権益や民族主義的思想にも関係しているため簡単に解決できるものではないとし、今後もIHO総会において日本と韓国が火花を散らす状況が続くことになるだろうと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

続きを読む