公共の場所で「喫煙者」の姿がない日本、首をかしげる中国人

中国には「敬煙」という文化がある。相手に「たばこ」を勧める行為であり、友人同士や初対面の相手に対しても礼儀の1つとしてたばこを勧めるのが習慣となっており、喫煙大国の中国ではいたるところで喫煙する人の姿を見かける。(イメージ写真提供:123RF)

 中国には「敬煙」という文化がある。相手に「たばこ」を勧める行為であり、友人同士や初対面の相手に対しても礼儀の1つとしてたばこを勧めるのが習慣となっており、喫煙大国の中国ではいたるところで喫煙する人の姿を見かける。それゆえ日本では公共の場所で喫煙する人をほとんど見かけないので驚く中国人は多かったようだ。

 中国メディアの捜狐はこのほど、日本では公共の場所で喫煙する人をあまり見かけない理由について分析する記事を掲載した。3つの理由が考えられるという。

 記事は1つ目の理由として「法律で厳しく制限されている」ことを挙げた。日本では喫煙場所が指定されており、それ以外の場所では全面的に禁煙となっていると紹介した。ほとんどの道路は受動喫煙を防止するために喫煙禁止となっており、違反すると罰金が科されると指摘している。

 2つ目の理由は「仕事のため」だという。禁煙が進む日本では、喫煙者を雇用しない会社もあると記事は紹介した。このため、仕事を得るために禁煙する人もいるという。

 3つ目は「生活のテンポが速いから」で、日本ではストレスが大きく忙しい生活を送っているので、たばこを吸う気分にすらなれないと主張した。喫煙場所が指定されているので、わざわざそこまで行ってたばこを吸う時間がないと説明しているが、これは少々的外れかもしれない。

 記事の説明が妥当かどうかは別として、日本では公共の場所での受動喫煙対策が進んでいると言えるだろう。中国でも大都市などでは室内の公共の場所での喫煙を禁止する法律もできているが、地方ではまだ野放しの状態で喫煙者天国となっている。成人男性の約半数が喫煙者とも言われる中国では、喫煙を規制するのは難しいことなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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