なぜ? 新型コロナの追い風になびく日本の「頭髪」産業=中国メディア 

中国メディアは、新型コロナウイルスの感染拡大が続く日本でウイッグやかつらの売り上げが大きく伸びていると報じた。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・毎日経済新聞は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く日本でウイッグやかつらの売り上げが大きく伸びていると報じた。

 記事は、新型コロナによってサービス業を中心に多くの業界が大打撃を受けている中で、ウイッグやかつらの産業はこれに逆行する形で製品の生産が追い付かないほどの活況を呈していると伝えた。

 そして、東京にある女性のウイッグ専門店の様子を紹介。店内には様々な長さや色あいのウイッグ数十点が展示されており、消費者の多様なニーズに対応していることを伝えるとともに、「新型コロナの影響でマスクをするようになり、顔の半分が隠れてしまっているので、髪形を特に意識するようになった」という市民の話を紹介している。

 また、女性のみならず男性も自らの髪の毛に関心を寄せるようになったとし、銀座にある男性向けのオーダーメイドかつら店では昨年10月から今年2月までの販売数が前年同期比で3割増えたと紹介。頭部の形状をスキャンして忠実に再現し、本物の髪の毛と人工毛髪を混合して全て手作業で丁寧に作られたオーダーメイドのウイッグは非常に自然な仕上がりである上、装着したまま頭を洗っても落ちることがないほどの堅牢性があるとし、その製作費用は20万円近いと伝えた。 

 さらに、あるウイッグ、かつらメーカーの関係者の話として、昨年10月の段階で男性向け製品の売り上げが前年同期比で3.7倍、女性向け製品は4.6倍と大きく増加したと紹介した。

 記事は、新型コロナの影響で自宅にいる機会が増え、運動量が減少し、ストレスが増大していることで「頭頂部の悩み」を抱える日本人が多くなっており、ウイッグやかつらのほか頭皮マッサージ器、育毛剤、髪の毛の密度を高く見せる繊維スプレーなどの頭髪関連製品の需要が伸びていると紹介。専門家によれば今後市場規模1兆2000億円の一大産業になる見込みだと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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