チベットを車で旅行するなら必須? 「日系車が重宝される理由」=中国

中国では日系車がドイツ車に匹敵するほどの人気となっているが、道路状況の悪い場所への遠距離移動には日系車の方が人気のようだ。中国メディアはこのほど、チベットの首都・ラサへの自動車旅行に「日系車を加えて正解だった」と伝える記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国では日系車がドイツ車に匹敵するほどの人気となっているが、道路状況の悪い場所への遠距離移動には日系車の方が人気のようだ。中国メディアの騰訊はこのほど、チベットの首都・ラサへの自動車旅行に「日系車を加えて正解だった」と伝える記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は以前、友人らとチベットへの自動車旅行を計画したそうだ。出発地は分からないが、利用したという「川蔵線」(四川省とチベット自治区を結ぶ国道)は、この道路だけでも全長が優に2000キロを超えており、かなりの長距離を移動したようだ。当初、英国車と中国車、ドイツ車から選んだ7台のSUV車で行く予定だったものの、メンバーの1人が「日系車は欠かせない」と言い出して、急きょトヨタ・ランドクルーザーを加えたと紹介している。記事の筆者はその必要性を感じなかったというが、結果的に「トヨタ車を加えて良かった」と振り返っている。

 その理由の1つは「故障しにくく、修理しやすい」からだという。自動車での長距離旅行で心配なのは、車が故障することだ。この点、ランドクルーザーのような日系のクロスカントリー車は「壊れにくい」という利点がある。また、高級車になればなるほどチベットでは修理できる工場が見つからないものだが、トヨタなどの日系車は「町まで行けば部品がある」という安心感があり、部品が大抵取り寄せになるドイツ車とは違うと利点を強調した。

 また、日系のクロスカントリー車には「燃料に関する不安」もないと紹介している。川蔵線には無人地帯があり、ガソリンスタンド自体も多くない。あってもレギュラーガソリンしかない場合もあるので、ハイオク中心の車では困ることがあるそうだ。また、日系車であれば燃費も良いので、ガソリンスタンドの少ないエリアでも不安は少ないだろう。

 実際、記事の中国人筆者らがチベットの目的地に近づくにつれ、トヨタなどの日系車が多く目に付くようになったそうだ。同じように団体で自動車旅行している人たちを見ると「車のメインはだいたいトヨタ」で、一番人気はランドクルーザー・プラドだったと紹介している。記事は最後に、「日系車は経済的で、乗り心地がよく、チベット旅行をするには一番人気だ」とその魅力を伝えている。中国で人気を二分する日系車とドイツ車だが、タフな遠距離移動は日系車のほうに軍配が上がるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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