日本ではなぜ本を買うと無料でブックカバーをつけてもらえるのか

中国のポータルサイトに「日本人がブックカバーを使うのは、美観のためだけでなく、『恥』の文化の表れでもあった」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のポータルサイト・網易に23日、「日本人がブックカバーを使うのは、美観のためだけでなく、『恥』の文化の表れでもあった」とする記事が掲載された。

 記事は、日本人が読書好きであり、日本の家の中にはたいてい本棚があって、たくさんの本が並んでいるとし、街を歩いたり電車に乗ったりすると必ずと言っていいほど本を読んでいる日本人を見かけることができると紹介。日本人が読んでいる本にはいずれもブックカバーが装着されており、本屋で本を買えば無料で紙のブックカバーをつけてくれるサービスもあると伝えた。

 その上で、日本人のブックカバー文化は日本人の清潔好きな性格に関係していると解説。日本のネット上で「ブックカバーの作り方」と検索すると多種多様なブックカバーの作り方を紹介するコンテンツがヒットするとし、「清潔好きな日本人は本も清潔に保ちたいため、自然とカバーをつけるのだ」と説明している。

 また、日本で行われたある調査では、全体の67%が「本にはブックカバーをつけたい」と回答し、そのうち49.3%の人がカバーをつける理由を「本が汚れないように」と答える一方で、「周囲の人から自分がどんな本を読んでいるか知られたくないから」という答えも同じく49.3%に達したことが明らかになったと紹介した。

 そして、日本人の「恥」の文化も、日本人がブックカバーを愛する理由の一つなのだと指摘。日本人は世界的に見ても特に「他人からどう見られているか」を気にする傾向があり、「世間の目」が個人の行動に影響を及ぼし得るとした上で、ブックカバーは「自分の趣味趣向が世間に合わないことが暴露され、周囲から嘲笑されること」防ぐ手段の一つなのであると分析した。

 記事は最後に、日本人の行動様式を正しく把握するためには、日本人が持つ「恥」の文化に対する分析が欠かせないのだと結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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