「失われた20年」で、日本が本当に失ったのは「勇気」だ!

中国のポータルサイトに、「失われた20年で日本が失ったものは、いったい何だったのか」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のポータルサイト・百度に22日、「失われた20年で日本が失ったものは、いったい何だったのか」とする記事が掲載された。

 記事は、1985年のプラザ合意、そして、90年代初めのバブル崩壊により日本は「失われた20年」を経験することになったと紹介。経済での世界一を目指した当時の日本としては「一時的な退避」のつもりだったかもしれないが、結果的に「退避」が常態化することになり、反転攻勢に出る機会が生まれることはなかったと伝えた。

 その上で、日本が「失われた20年」の中で本当に失ったものについて「それは勇気だ。日本企業は二度と世界一になろうとする勇気を持つことはなかったのだ」としている。

 記事は、かつてソニーやパナソニック、東芝といった日本の大手メーカーは綺羅星のような存在であり、到底追いつけるような存在ではなかったとする一方で、今やこれらの「綺羅星」は商品を選ぶうえでの単なる選択肢の一つとなり、もはや「到底手の届かない神聖さ」も失われてしまったとの考えを示した。

 また、多くのハイエンド技術分野において日本はなおも大きな強みを持っており、ほぼライバルがいない分野も少なくないと指摘する一方で、「日本のイノベーション環境を見てみると、まるで時間が止まってしまったようであり、若い人たちの活躍も、新たなブランドも見えてこない」と評した。

 そして、保守的な高齢者が増え、若い世代に「闘志」が不足する中で、将来の日本に残された立ち位置は頑固な「職人」しかないと主張。「失われた20年の中で失った勇気を取り戻そうとする人はいないのだろうか」としている。

 記事は最後に、「向上する勇気を失った日本は、もはや世界で競い合う資格を放棄してしまったのである」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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