シャープとニコンがバイオミメティクス(※1)の技術実装に関する共同開発契約を締結

シャープ
自然界の生物に学び、環境負荷を低減する技術で持続可能な社会の実現を目指す


シャープ株式会社(本社:大阪府堺市、代表取締役社長:野村 勝明、以下:シャープ)と、株式会社ニコン(本社:東京都港区、代表取締役社長:馬立 稔和、以下:ニコン)は、バイオミメティクス(生物模倣)の技術実装に関する共同開発契約を締結しました。本契約により、シャープがさまざまな家電に搭載する「ネイチャーテクノロジー」の知見と、ニコンが持つ超精密な微細加工技術を組み合わせることができ、防汚性や撥水性、抵抗低減などの新たな性能を持つ表面形状のパーツを生み出すことで、多様な製品への機能付与を目指します。

シャープは、生物の模倣を通じて獲得したバイオミメティクス技術を「ネイチャーテクノロジー」と称して2008年より研究開発を進め、暮らしにも環境にもやさしい家電製品群に応用してきました。「ネイチャーテクノロジー」はエアコンの室外機や空気清浄機など、すでに10カテゴリー以上の製品のパーツに用いられ、基本性能の向上や消費電力の削減などに効果を発揮しています。

ニコンは、中期経営計画で注力する成長領域の一つとして掲げる「材料加工事業」において、リブレット加工での事業展開を目指し、さまざまな検討や企業との提携などを進めています。リブレット加工は、バイオミメティクスの考え方を取り入れたもので、レーザーと微細加工技術を組み合わせ、流体と接触する面にサメの肌を模した形状を形成する加工です。これにより、液体や気体の不規則な流れによる摩擦抵抗を低減し、さまざまな産業機器のエネルギー効率を向上させることが可能です。

シャープとニコンが実施した共同実験において、エアコン室外機のプロペラファンにリブレット加工を施すことで、一定の省エネルギー効果が得られることを確認しています。両社は今後、バイオミメティクス技術の2023年度中の実用化を目指し、共同開発を続けてまいります。

※1 生物が持つユニークな構造や機能を参考にして、工業製品に優れた機能を付与するための科学技術の総称。

※ ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

【プレスリリース全文】
https://corporate.jp.sharp/news/210720-a.html
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
続きを読む