企業のケージフリー鶏卵調達の公約、85%が達成 

The Humane League
~ 2020年までにサプライチェーンから採卵鶏のケージを撤廃することを約束した企業の大半が、ケージフリーへの移行を完了 ~


   

The Humane League Japan



(2021年7月19日)アニマルウェルフェアの観点から平飼い卵の普及促進を目指すザ・ヒューメインリーグ・ジャパンが所属する、オープン・ウィング・アライアンス(OWA)は先月22日、「ケージフリー進捗および達成レポート」を発表しました。それによると、2020年までにサプライチェーンから採卵鶏のケージを撤廃するという、企業のケージフリー公約の85%が達成されました。

このデータは、OWAを構成する63カ国の78の動物保護団体が継続的に交渉してきた結果であり、世界の鶏卵産業のケージフリー化に画期的な勢いをもたらすでしょう。こうした世界的な動きは、米国では9つの州でバタリーケージを禁止する法律が制定され、EUでは先月初めに欧州議会でケージの禁止を支持する決議がなされたことにも現れています。

"オープン・ウィング・アライアンスのディレクターであるアレクサンドリア・ベックは、「企業がケージフリーの公約を出すことは、動物のために前進したことを示す大変意味のあることですが、公約を出すだけでは家畜福祉の真の向上にはつながりません。雌鶏を金属製の極小ケージに詰め込んだ生活から救うためには、企業は透明性を保ち、ケージフリーの目標に向けた進捗状況を公表し、サプライチェーンが残酷な慣行から脱却することを促さなければなりません。卵業界は何年もケージフリーの流れに抵抗してきましたが、私たちの報告書をご覧になればわかる通り、ケージは遅かれ早かれ過去のものとなるでしょう。企業は世界のあらゆる主要市場において、家畜福祉のための新たな業界標準を設定しつつあります」と述べています。

本レポートの主な調査結果は以下の通りです。

2021年4月時点で、世界中で2,000以上の企業による採卵鶏のケージフリー方針が確認されており、そのうち954社は2020年以前に履行期限を迎えている。
2020年以前を期限とする企業のケージフリーに関するコミットメントの約85%(813社)が達成されている。
公約を出した企業のうち、進捗状況を公表しているにもかかわらず、まだ完全にケージフリー卵の調達に移行していない企業はわずか約5%、移行状況を公表していない企業は約10%でした。
ケージフリーの供給への完全な移行が、下記の通り産業界全体で見られるようになった。

レストラン 317社
製造業者 212社
小売業131
フードサービスおよびケータリング企業 92社
ホスピタリティ企業62社
プロデューサー(生産者)39社
ディストリビューター (卸・販売業者)10社
卸売業者 1社
業界がまたがる企業はダブルカウントされています



この画期的なデータは、ケージフリーへの流れが世界的に実効性をもったものであり、不可逆な勢いをもっていることを示しています。ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパンは、これからもケージフリー卵がサプライチェーンに増えるように、企業と話し合いを続け、協働をしていきます。
*レポートの詳細については、添付の「ケージフリー進捗および達成レポート」をご覧ください。
*ケージフリー運動については、Twitter @GlobalCageFreeでフォローお願いいたします。

【オープン・ウィング・アライアンス Open Wing Alliance(OWA)】
OWAは、世界中の鶏への虐待を終わらせるためのキャンペーンに焦点を当てた動物保護団体の世界的な連合です。この連合は2016年に The Humane League によって設立され、78のメンバー団体が、世界中で企業の動物の扱い方を変え、主要市場における企業の家畜福祉ポリシーを設定する、グローバルな力に成長しました。

【ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパン】
ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパンは2017年4月1日発足以来、雌鶏をケージ飼育から解放する運動でリーダー的役割を担っています。ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパンの活動は皆さまからのご支援があり続いております。ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパンのfacebookをフォローし、引き続きご支援をお願いいたします。また下記のウェブサイトでも活動の内容をご確認いただけます。
ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパン公式サイト:https://thehumaneleague.jp

担当 藤田:070-8361-8621 mfujita@thehumaneleague.org
   上原:080ー4722-2005 muehara@thehumaneleague.org
   
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