フィンセント・ファン・ゴッホ展 - 3つの美術館からやってきたゴッホ -

株式会社麗人社
VR空間、Gates Museum初の展覧会として開催

360度カメラを利用した空間撮影画像によるVR展示は、美術館やギャラリーのサイトなどで既に多数見受けられる。これは実際の空間画像内をPCやスマートフォンなどのデバイスで回遊できるようにしたものだ。ここで紹介する展覧会は、Gates Museumという展示施設そのものがCGで作られたVRの空間に、美術作品のリアル画像が多角的に見えるよう組み込まれているもので、前述のサイト同様に空間内を自由に回遊でき、近づいて拡大や縮小もできる。ただ両者の違いは、現実の展示があるかないかである。



■Gates Museum ゴッホ展 URL:https://gates-art.com/museum/art_in_black/

現実の展覧会を開催するには、人々の移動、作品の輸送などで燃料が使われ、梱包資材など展示も関わる廃棄物は多い。地球規模で脱温暖化、脱炭素化へと社会が向かう中、マイナスばかりのコロナ禍ではあるが、世界的なオンライン機能使用率の増大という副産物も生んでいる。そこで生まれたのがGatesというVR施設だが、これは僅かかもしれないが美術展という文化面で燃料使用や廃棄物削減に繋がっている。

Gates Museum最初の展覧会、いわゆる「こけら落し」でゴッホを選んだ背景は、特に美術に興味がない人でも名前を知っている画家の代表格だったからである。美術の授業で彼を知り、精神が病んだ数奇な人生までも知っている人は多い。その苦悩に満ちた表情3種の自画像が入口の看板に使われているのだが、それぞれが違う美術館の所蔵作品だ。現実の展覧会で、このような巨匠の作品を世界に名だたる3つの美術館から同時に借用することは非常に難しく、むしろ不可能といえる。しかしパブリックドメイン(著作物の知的財産権が消滅した状態)に帰した作品画像は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに基づいてその作品を所蔵する美術館から借用する事ができ、このようなVR展示にも使用する事もできるため、アメリカやオランダの美術館から作品が集まるVRのゴッホ展が可能となった。

Gates MuseumがあるGates the Virtual Art Cityには「社会と美術界を結びつける」「美術ファンを増やす」という目的があり、ゴッホに限らず美術館で開催したら行列になりそうな、誰もが観てみたいと思う過去の巨匠作品を半年にわたって展示する計画を立てている。Gates Museumには意匠の違う5つの展示室があり、ゴッホ展はArt in Blackという黒い壁面を特徴とした1室が使われ30点が展示されている。現段階で開催最終日はまだ決まっていない。Gates Museumオープン後、最初の数ヶ月はまず観に来て知ってもらう事に注力し、徐々に数十万人いると言われる日本の芸術家の中からピックアップした企画展を展開していく。いずれも入場無料で自由に鑑賞できるので、ゲーム感覚で美術館内を動き回り楽しんでほしい。


以下はキュレーターによる「フィンセント・ファン・ゴッホ展」解説文

“Gates Museum初の展覧会として、オランダのポスト印象派の画家、フィンセント・ファン・ゴッホの作品を紹介します。今回は、メトロポリタン美術館、シカゴ美術館、アムステルダム国立美術館の所蔵作品30点を展観します。また、ヴァーチャルならではの試みとして、実寸の2倍(面積は4倍)に拡大した比率で作品を展示しています。37年という短くも強烈な生涯をおくった「炎の画家」ゴッホの世界をヴァーチャルでお楽しみください。”


メトロポリタン美術館 蔵
アムステルダム国立美術館 蔵
シカゴ美術館 蔵

(関連サイト)
■Gates the Virtual Art City URL:https://gates-art.com

■本件に関するお問い合せ先
Gates 運営委員会 担当:佐藤、矢野、政木  info@gates-art.com
〒530-0001 大阪市北区梅田 1-1-3 大阪駅前第 3 ビル 28F 株式会社麗人社内
TEL:06-6345-9950
受付時間:土日祝日を除く10:00~18:00

■Gates運営母体の株式会社麗人社について
ヨーロッパやアジアを中心に、日本のアートを紹介する展覧会を世界各国で27年にわたり開催、約15,000点の美術作品を取り扱う。「美術屋・百兵衛」などの美術雑誌や美術書籍を発行する傍ら、東京・日本橋でコマーシャルギャラリーも運営。
代表者:代表取締役 野口和男
創業:1993年12月
URL:https// www.reijinsha.com
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