政治・社会

中国「携帯通信料の一部廃止」宣言に日本ユーザー衝撃

2017.03.08R25

中国の全国人民代表大会で、李 克強(リー・クーチアン)首相による政府活動報告が行われた。そのなかで、「携帯電話の長距離料金の一部を廃止する」という発表があり、ネットで衝撃が広がっている。

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報道によれば、李 克強首相は「携帯電話の長距離料金と国内ローミング費用を年内に廃止する」と宣言。中国が提唱するインフラ整備や経済・貿易関係を促進する経済圏構想「一帯一路」に合わせて、「沿線や沿海の64カ国との通話やデータローミング費用を引き下げる」ことも検討しているという。

この発表を受けて、中国の通信業大手の「中国移動」(チャイナ・モバイル)、「中国電信集団」(チャイナ・テレコム)、「中国聯通」(チャイナ・ユニコム)は、10月1日から方針に応じることを表明。「中国移動」は、国際電話料金をはじめ、企業向けのインターネット回線の料金の値下げにも踏み切る予定だという。一方で同社は、「売上高が最大で1割減少する」可能性にも言及した。

日本のTwitterでは、

「日本も真似してくれ」
「すごいな中国は。これは実質的な大幅減税」
「日本は、日本で、年内に、完全無料にして、欲しいです・・・」
「日本は、その先行かなくていいんですか???」

と日本でも通信料の値下げをという声が投稿されている。一方で、

「今回は中国国内の通信料無料と来たか、まあネット検閲された上でだけど」
「中国、携帯通信料廃止へ。でも『天安門』は検索出来ません(爆)」

と情報統制がしかれているという中国社会の特徴をとらえた指摘もあった。

『朝日新聞デジタル』によれば、「政府活動報告で電話料金の値下げにまで言及するのは異例」とのこと。今回のケースが、極めて特殊なことであることがうかがえる。日本でも携帯料金の値下げをめぐってたびたび議論となるだけに、「中国に続け」となるか?
(山中一生)

(R25編集部)
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※当記事は2017年03月07日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。
※コラムの内容は、R25から一部 抜粋したものです
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