政治・社会

東日本大震災の常磐線被災区間 5年9カ月ぶりの再開に涙

2016.12.13R25

12月10日、東日本大震災で大きな津波被害を受けて、不通になっていたJR常磐線の浜吉田(宮城県亘理町)〜相馬(福島県相馬市)間が5年9カ月ぶりに運転を再開。喜びの声とともに、改めて震災被害の大きさを噛みしめる声があがっている。

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今回運転を再開したのは、仙台市の南部に位置する亘理(わたり)町と、福島県の北端に位置する相馬市を結ぶ約23kmの区間だ。太平洋沿いを走る同区間は、津波よって甚大な被害を受けた場所で、とりわけ新地駅(福島県相馬郡新地町)は駅舎の一部を残して周辺一帯が完全に壊滅。再開に際しては、線路を内陸側に大きく移設した。

5年9カ月という時間を要しての運転再開の報には、涙を禁じ得ない人も多かったようだ。ツイッターには、

「長かったような、あっという間だったような… とにかく、万感の思いです」
「常磐線再開のニュース泣きそうになった。電車の開通はまさに希望そのもの。5年9ヶ月という年月にも考えさせられることはあるけれども、本当に良かった」
「JR常磐線相馬〜浜吉田間の電車運行が5 年9ヶ月振りに復活! 嬉しすぎて涙出てくる」
「常磐線の浜吉田〜山下〜坂元〜新地〜駒ヶ嶺〜相馬が開通しました。山下駅ホームに降りた途端に一気に涙が込み上げて不覚にも泣いてしまいました。。」
「始発の様子を観たら涙がこぼれてきた。自分が子供の頃に乗っていた駅とは変わってしまったけど心から嬉しく思った。おめでとう再開。そしてありがとう」

と、喜びと感慨の声が続出。

「『常磐線は沿線地域の更なる復興に向け走って参ります。沿線から手を振っていらっしゃる方を見かけましたら、振り返して頂けますと幸いです』との226M車内放送」
「岩沼駅から常磐線に入ったら、車内放送で、『長い間お待たせいたしました、原ノ町ー仙台間が本日開通いたしました…』の挨拶が… 涙チョチョぎれるね」

と、再開を告げる車内放送が流れたという報告も寄せられている。また、もともと仙台への通勤・通学区間として多くの乗客に利用されてきた区間だけに、

「今まで当たり前にあった電車が通らなくなって5年。長かったな。通勤も通学もこれからまた便利になるね」
「福島県から仙台市内の高校に通学してるJKです!常磐線復旧うれしい」
「常磐線が元通りになり本数も増えて、次女の友達は通学がしやすくなるとのこと。本当によかったね」

と、利便性の向上を喜ぶ声もあがっている。なお常磐線は、福島第一原発付近を通る竜田駅(福島県双葉郡楢葉町)〜小高駅(福島県南相馬市)間がいまだ不通となっており、JR東日本は2019年度末までに同区間の再開も目指している。
(金子則男)

(R25編集部)
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※当記事は2016年12月12日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。
※コラムの内容は、R25から一部 抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写付きのコラムを掲載しております

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