ライフ・マネー

杉原杏璃「大金持ちと結婚しても、投資はやめない」

2017.01.08R25

未経験者にとってはハードルが高い“投資”。しかし、誰しもみな、最初は未経験だったはず。では、いま実践している人はどんな軌跡を辿ってきたのだろう。現在、株式トレーダーとしても活躍するタレント・杉原杏璃さんに投資をスタートした経緯と思いを聞いた。

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■23歳、“語学学校に通うくらいの感覚”でスタート

「投資を始めたのは23歳のとき。当時、仕事の関係者と食事に行くと、株式投資や政治・経済の話題になることが多く、その時に“アイドルだから分かんないよね”って言われ方をされることも多くて、話についていけるようになりたいと思ったのがきっかけのひとつです。最初は、実際に株式投資をしている人たちにオススメの証券会社を教えてもらって、自分でネット証券の窓口を開設しました」

ある程度の貯蓄は残しつつ、約40万円から投資をスタートした杉原さん。グラビア活動をしていたとはいえ、20代前半での投資は不安になりそうなものだが、「1年間、語学学校に通うくらいの費用、社会勉強だと思えば、損ではないと思いました」と、ポジティブな考えだ。

「野球が好きだったので、初めて買う株は、東京ドームの株にしました。初心者は、自分の好きな企業やサービスに紐づく株を買うのが一番だと思いますよ。たとえば、好きなゲーム会社の株を買えば、業績をチェックするようになって、社員になった気分で新商品の売れ行きも気になるはず。株は、売買を繰り返さずに寝かせておくだけでもいいので、1年目は新入社員のつもりで決算までの企業の流れを見るだけでもオッケーかと。そうやって運用していくと、いろいろな業種や市場の状況が見えてくるので、楽しいですよ!」

■オリンピック招致で家が買えるくらいの儲けに!


株を始めて11年で「あまりテクニカルな売買はしない」と話す杉原さんの投資術は、分散投資でリスクヘッジをしつつ、「自分が買ったときより株価が高くなったら売るだけ」と単純明快。

1日のルーティーンとして、取引所が開いた直後の午前9時〜9時30分は株価をチェック。仕事中は指値注文(※)を発注しておき、一切値動きは見ないそう。ただし、仕事の合間の休憩で見ることはあるとか。
※1:買う/売る値段を指定して注文する方法

「休憩が短いと、焦って数字の誤入力をして売ることもあって、楽屋でギャーッて、叫んでいます(笑)。たとえば、500円と入れるはずが、600円と誤って入力して、一瞬でマイナス100万円になることも…。売るときは、めちゃくちゃアドレナリンが出て興奮状態になるので、ミスしがち。数字を入力するときは、冷静に確認しながら打つのも大事ですね。少しでも誤入力を防ぐために、売買をするときはガラケーを使っています」

誤入力のような人的ミス以外での失敗を聞くと…。

「JAL(日本航空)で1回。倒産危機のときに、別の企業が買い取るというニュースもあったので、持ち直すと踏んで買ったんです。でも、結局倒産しちゃって…。数百万円の損はありましたが、それも経験。材料が揃っていない状態で、先走りすぎるのも良くないと学びました」

反対に、オリンピック招致が決まったときには、株価が一本調子に上昇して“神って”いたそう。

「何を売買しようが、プラスでしかなくて、入れ食い状態でした(笑)。ひとつの銘柄だけで2、3日でプラス数百万円とか。総額で家が買えるくらいになりました。あの時は、日経225の株がガンと伸びたそうで、私もトヨタ株は2年間ほど塩漬け(※2)にしていたのですが、一気に上がったので慌てて売りました。こういった日経平均に左右される大型株は、日本が盛り上がるときは高値になるので、1個は持っておくといいかもしれませんね」
※2:買値よりも株価が下落した、売るに売れない状態

■ホテル、ゲームアプリ…2017年以降の注目業界


オリンピック招致が決まって以降、依然好調な杉原さんに、2017年以降の注目業界も教えてもらった。

「オリンピック関連だと、新国立競技場の建設会社やホテル。ホテルは上場企業が少ないので、いまのうちから注目です。あとは、スマホゲームもオススメ。App Storeなどのランキングを随時チェックして、トップに上がりそうなゲーム会社もチェックしています。2027年開通予定のリニア関連産業も気になります」

株の知識と抜群のプロポーションを兼ね備えた、才色兼備ともいえる杉原さんだけに、男性からのアプローチも少なくないはず。もし、大金持ちの男性と結婚した場合も、投資運用を続けるか聞いてみた。

「運用し続けます。元手が大きいとその分高額な株も買えますし。それが楽しくて、増やしたお金を使わないまま、一生を終えちゃうかも(笑)。仕事中にも動いてくれている、お金というパートナーがいるのが、一番便利だし安心できます。結局、旦那はいらないのかな…。そもそも、お金持ちの男性は、私がいなくても大丈夫って思っちゃう。逆に、お金目当てでもいいから、何で私がいないとダメなんだろうって思えるような、ほっとけない“ダメ男”の方がいいですね(笑)」

赤木一之/H14=取材・文
林 和也=撮影

(R25編集部)
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※当記事は2017年01月07日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。
※コラムの内容は、R25から一部 抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写付きのコラムを掲載しております

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